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辛く悲しい別れ
還暦同窓会を待っててくれた母の死 |
| 掲載日:2008.4.22 |
前々から3月29日〜30日は還暦同窓会があるからと、入院中の母には伝えていた。亡くなる数日前、2人の姉と一緒に母は車椅子で満開の桜見。
おだやかな日で母は「風が気持ちがいい」と言ったそうだ。
前日には
元気な母とも話が出来た。夜は還暦同窓会の反省会。
10日の夜に病院から緊急呼び出し。「夕食もがんばって食べられていたけど」・・・
いくつになっても親を亡くすことは辛く悲しいことですね。
2人の外孫に慰められています。
これまでのご厚情に深く御礼申し上げます。
寺の掲示板より
「親を亡くすことは過去をなくすこと
伴侶をなくすことは今を亡くすこと
子を亡くすことは未来を亡くすこと」
写真@長良川左岸より東海大橋たもと。 写真A同じく4月5日 |
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| 記事NO.36 |
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「くらしの作文」両親へ・・山下房子(旧姓鷲野)桑名市60歳
中日新聞、3月19日朝刊へ掲載・・ママさんバレーで活躍中 |
| 掲載日:2008.4.2 |
八開中学の同級生で山下房子さんの作文が中日新聞に掲載されたので是非共
ご一読を!
両親へ
父ちゃん、母ちゃん、私、もうすぐ60歳になります。2人が迎えられなかった還暦です。父ちゃんと別れて45年、母ちゃんと別れて40年がたとうとしていますが、私の中には一緒に暮らした幸福な日々が、今も鮮明に残って宝物となっています。
2人に愛されて、わがままいっぱいだった姉ちゃんと私へのお仕置きとしては、あまりにも悲しく酷な別れの連続でした。
でも、安心してください。私は今、元気いっぱいに充実した日々を送っています。
この道38年目の農家の母ちゃんとして、目いっぱい明るくたくましく生きています。農産物直売所のお客さんたちから「新鮮でおいしい野菜をありがとう」と、頂いたうれしい言葉に支えられています。
2人が望んでいた道とは随分違う道ですが、パワー全開で頑張っています。
わがままは直りませんが、だんなさんはあきらめています。女の子の孫にも
恵まれ、ババばかもしています。
そして思います。
今の私があるのは、丈夫な体をくれた2人のおかげなのだと。これからも大切にしながら、2人の分も生きていこうと思います。
*写真は@犬山城 A木曽川の夕焼け |
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| 記事NO.35 |
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